【30代男性】普通のマッサージとは大違い。昔は動けた自分を今取り戻している最中です!
【30代男性】普通のマッサージとは大違い。昔は動けた自分を今取り戻している最中です!
お客様の声 S.Sさん 30代男性

社会人になってから、特に会社を立ち上げてからは、毎日がデスクワークと会食の連続。
学生時代にマラソンへ本気で打ち込んでいた面影は消え、体重は20kg以上増加。
腰は常に重く、膝は痛み、朝起きても疲れが取れていない――そんな状態が当たり前になっていました。
時には呼吸が浅く、息苦しさを感じることもあり、健康に対して漠然とした不安を抱いていました。
知人の紹介で四谷整体院に来たときも、最初は正直「ちょっと強めのマッサージかな」と思っていました。
でも、良い意味でまったく予想と違いました。
運動歴、仕事のスタイル、睡眠や食事など生活習慣まで含めて身体を評価してくれて、
筋肉や骨格だけではなく、内臓の位置や動き、自律神経の状態にもアプローチ。
「あ、体ってこういうふうに見てもらうものなんだ」と気づけたのは新鮮でした。
施術を受けるごとに、少しずつ身体が戻ってくる感じがあり、
・朝の腰の重さが明らかに軽い
・階段が前より無理なく登れる
・体の扱い方に自然と意識が向く
という変化が積み重なってきています。
昔スポーツに打ち込んでいた人ほど、今の自分とのギャップに苦しんでいると思います。
だからこそ、月に1〜2回のメンテナンスを通じて、少しずつでも良い状態へ近づけていく今の取り組みは、確かな自信にもつながっています。
同じような悩みを抱えている人へ、ここは本当におすすめしたいです。
施術担当者の声
このたびは、とても率直で具体的なご感想をお寄せいただき、誠にありがとうございます。学生時代にマラソンに本気で取り組まれていたご経験があるからこそ、「かつて軽々と動けていた身体」と「今の思うように動かない身体」とのギャップを強く感じていらっしゃったことと思います。その中で、当院を信頼してお越しくださり、変化を一緒に追いかけてこられたことに、心から感謝しております。
初回の評価では、腰や膝そのものの問題だけではなく、長時間のデスクワークと会食中心の生活によって、全身のバランスが少しずつ崩れているサインが見られました。骨盤はわずかに後ろに傾き、股関節まわりの動きが制限され、その結果として膝に余計な負担が集中しやすい状態でした。また、内臓の位置や動きにも軽い下垂傾向があり、体の前側が重く感じやすいことで、腰のだるさや下肢の疲労感にもつながっていたと考えられます。加えて、呼吸が浅くなりやすいパターンがあり、自律神経の面でも「常にオンの状態」が続きやすく、休んでも疲れが抜けにくい背景が見えていました。
施術では、単に痛みのある部分をほぐすのではなく、「なぜそこに負担が集まっているのか」という視点からアプローチしました。内臓を支える周囲の筋膜や、お腹まわり・肋骨まわりのこわばりを緩めていきながら、横隔膜がきちんと上下に動ける呼吸へと整えていくことで、体幹の内側から支えられる状態を目指しました。また、骨盤と股関節、膝、足首の連動性を高めていくことで、歩行や階段動作での“負担の逃げ道”を増やし、「膝と腰だけが頑張らない」体の使い方を少しずつ取り戻していきました。
その過程で、朝の腰の重さがやわらいだり、階段をスムーズに上がれるようになったりという変化を実感していただけたのは、施術の効果だけでなく、ご自身が日々の体の扱い方を意識し始めてくださったことが大きいと感じています。昔のようにハードなトレーニングをするのではなく、「今の生活スタイルの中で、どこを整えれば一番ラクになるか」を一緒に探っていけていることは、非常に良い流れです。
今後も、月1〜2回のメンテナンスを通じて、体重やお仕事の負荷、生活リズムの変化を踏まえながら、その時々に必要な調整を行っていきます。かつてスポーツに真剣に向き合ってこられた方だからこそ、「もう一度自分の体ときちんと向き合う」という選択は、今後の人生にとって大きな意味を持つはずです。どんな小さな違和感でも構いませんので、気になることがあればいつでもご相談ください。これからも、お仕事と健康の両立を全力でサポートさせていただきます。
四谷整体院
院長 中澤
今回の施術のポイント・コツ
今回の施術では、「腰と膝がつらい」という結果だけを見るのではなく、
なぜそこに負担が集中するような身体の使い方になってしまったのか、
その“背景のパターン”を丁寧にほどいていくことを重視しました。
評価の段階で見えていたのは、デスクワーク中心・会食続きという生活スタイルのなかで、
・骨盤が後ろに寝てしまい、腰椎のカーブがつぶれている
・股関節が前に伸びきらず、常に軽く曲がったままになりやすい
・横隔膜がうまく動かず、上のほうだけで浅く呼吸している
・大腿前面やふくらはぎが常に張っていて“力みっぱなし”
・膝の周囲筋がアンバランスで、体重を正面から受け止めにくい
といった状態が複合して、「腰と膝が最後に悲鳴を上げている」という構図でした。
そのため施術のポイントとしては、「腰と膝をどうにかする」のではなく、
その二か所に負担を集中させている“土台づくり”から組み立てています。
まずは、呼吸と内臓の位置関係を整えることからスタートしました。
横隔膜や肋骨の動きが固くなると、お腹の中の圧が適切に保てなくなり、
内臓が下がり気味になって、体の前側が重たく感じやすくなります。
そうなると、骨盤は前側の重さに引っ張られつつも、座位時間の長さから後傾も起こり、
結果的に「どっちにも安定しない中途半端な位置」で腰を支え続けることになります。
ここを解いていくために、横隔膜・肋骨下部・腹部の筋膜に対するソフトなリリースを行い、
“息を吸ったときに肋骨が横にふくらみ、吐いたときに肋骨が自然と下がる”という
本来の呼吸パターンを取り戻すことを意識しました。
次に、骨盤と胸郭の位置関係の修正です。
骨盤だけを正そうとしても、上に乗っている胸郭(肋骨のかたまり)が前に倒れていれば、
すぐに元のバランスに引き戻されてしまいます。
そこで、骨盤〜腰椎〜胸椎〜肋骨が「一本の柱」として上から下まで繋がるように、
背骨周囲の細かな緊張を解きながら、“真ん中に立てる軸”を再構成していきました。
この軸ができると、座っていても立っていても、
必要以上に腰の筋肉で踏ん張らなくて済むようになります。
三つ目のポイントは、股関節の動きを出して、膝の負担を減らすことです。
股関節がうまく動かないと、本来股関節で受けるべき衝撃やねじれがそのまま膝に流れ込み、
「膝だけが頑張っている状態」になりがちです。
そのため、前ももの張り・ハムストリングスの硬さ・お尻の筋肉のサボりグセを見極めながら、
股関節の屈曲・伸展・内外旋の滑らかさを戻す調整を行いました。
股関節がきちんと動き出すと、階段の上り下りや歩行のとき、
「足が前に出る感覚」が自然に戻ってきます。
四つ目として、内臓の可動性と重心ラインのリセットにも踏み込みました。
長年の会食や不規則な食事時間、ストレスなどにより、消化管まわりの緊張や
みぞおち付近の硬さが生じていると、身体の中心線が微妙に前側へずれやすくなります。
内臓は筋肉と違い、自分で意識的に動かすことができないため、
周囲の膜や筋にやさしくアプローチし、「揺らぎ」や「余白」を取り戻すことが大切です。
重心が身体の真ん中付近に戻るほど、
腰の一点で支え続ける必要がなくなり、全体で支え合うバランスに近づきます。
最後に、**“強い筋肉だけに頼らない体幹システムづくり”**がコツになります。
学生時代にスポーツをされていた方は、どうしても「頑張れば何とかなる」
という感覚で身体を使いがちで、腹筋や背筋などの“表の筋肉”だけを酷使しやすい傾向があります。
今回は、そうした頑張り筋の出番を少し抑えつつ、
・呼吸と連動する深層の体幹
・骨盤底筋や小さな姿勢維持筋
・足裏〜ふくらはぎ〜太もも〜股関節の協調
を再教育するような刺激を入れていきました。
これらを組み合わせることで、
「腰と膝の痛みをその場で減らす」ことだけでなく、
・疲れにくい立ち方・座り方
・動き出しが軽い感覚
・翌朝に疲れを持ち越しにくい身体
を少しずつ積み上げていくことを狙っています。
月1〜2回のメンテナンスは、“微調整の積み重ね”という意味で非常に相性が良く、
運動していた頃に持っていた身体のポテンシャルを、
今のライフスタイルに合わせた形で無理なく引き出していくプロセスです。
その都度、仕事の状況や体調の波に合わせて施術内容を微調整しながら、
「もう一度、自分の身体を味方にできる状態」を一緒に目指していくことが、今回の施術の大きなテーマとなっています。
腰の重さや膝の痛み、常に体がだるいという症状について
腰の重さや膝の痛み、そして常に体がだるいという症状は、それぞれが別々に起きているように思えても、実際には深くつながっています。特に、長時間のデスクワークや運動不足、体重の増加、会食が続く生活習慣などが重なると、体の支え方が変わり、本来負担を分散できていたはずの箇所に過剰なストレスがかかるようになります。
まず「腰が重い」と感じる原因の一つに、骨盤の後傾や腰椎のカーブの消失があります。座り続けることで骨盤が後ろに倒れ、その状態が長く続くと、腰まわりの筋肉は常に引き伸ばされたまま固まり、血流が悪くなることで鈍い重さやだるさにつながります。「痛み」までいかないからこそ放置されがちですが、身体のSOSのはじまりです。
次に「膝が痛い」背景には、股関節の動きの制限や体重増加が大きく関わります。本来であれば、着地の衝撃やねじれの力は股関節が大部分を吸収します。しかし股関節の可動域が落ちると、その負担が膝に振り替えられ、膝周囲の筋肉や靭帯が疲弊していきます。さらに体重が増えることで、歩く・階段を上る・立ち上がるなど日常の動作だけでも膝が常にストレスにさらされる状態になります。
「常に体がだるい」という全身症状は、自律神経の乱れや呼吸の浅さとも直結しています。呼吸が上部に偏り、横隔膜が適切に働かないと、酸素の取り込み量が減り、疲労回復が追いつかなくなります。また、内臓の位置が下がり気味になると腹圧が低下し、姿勢はさらに崩れ、体幹の安定感がなくなることで代償的に全身の筋肉が疲れ続ける悪循環が生まれます。
これら三つの症状は、生活習慣の変化によって静かに身体バランスが崩れているサインと言えます。放置すると、単なる違和感が慢性的な痛みへ、そして運動機能の低下へと進行するリスクがあります。しかし逆に言えば、状態を正しく理解し、呼吸や骨盤の配置、股関節の動きといった「体の使い方」を整えることで、驚くほど軽さが戻ってくる可能性があります。
“痛みが出てからでは遅い”のではなく、“まだ動ける今が最も整えやすい”。
体を知ることが、改善の第一歩になります。
