【40代女性】肩と首の重だるさがふっと抜けて、呼吸が深くなる感覚を久々に味わいました。
【40代女性】肩と首の重だるさがふっと抜けて、呼吸が深くなる感覚を久々に味わいました。
お客様の声 A.Kさん 40代 女性

普段から慢性的に肩や首が重たくて、日によっては朝からずっと頭がぼんやりしてしまい、仕事中に集中できないことも多くありました。デスクワーク中心の生活が長く続いていたので、ある程度は仕方ないと諦めていたのですが、ここ最近は特に疲れが抜けず、夕方になると体全体が重く感じるようになっていました。
施術を受けたあとは、頭のあたりから全身にじんわりと温かいものが流れるような、不思議な感覚がありました。うまく言葉にできないのですが、体の奥にギュッと詰まっていたものがほどけていくような感じで、とにかく全身が軽くなりました。呼吸もスッと深くできるようになり、胸のあたりの圧迫感もなくなったように思います。
終わったあと鏡を見ると、姿勢も自然と起きていて、「あ、ちゃんと体が動くってこういうことなんだ」と久しぶりに実感しました。年齢とともに疲れが抜けにくくなったのは感じていましたが、しっかり向き合ってケアしていくことの大切さに気づく良いきっかけにもなりました。これを機に、無理のないペースで定期的に通うことを決めました。
院内は落ち着いた空間で、照明も優しく、リラックスしやすい雰囲気です。先生も物腰が柔らかく、静かに丁寧に話を聞いてくださるので、初めてでも安心して身体を任せられました。
施術担当者の声
ご来院いただき、さらに心のこもったご感想をお寄せいただき誠にありがとうございます。
初回のカウンセリングでは、長時間のデスクワークにより、常に肩や首が重だるく、夕方には頭がぼんやりしてしまうというお悩みを伺いました。お体を拝見すると、頭が前に出る姿勢や、肩が内側に巻き込まれた状態が続いており、首まわりの筋肉だけでなく、肩甲骨や背中全体にも強い緊張が見られました。呼吸も浅くなりがちで、胸やお腹の動きが小さくなっていたことから、自律神経のバランスにも負担がかかっていたと考えられます。
そのため今回の施術では、つらい部分だけを集中的に押したり揉んだりするのではなく、土台となる骨盤や背骨の動きを整え、胸郭(胸まわり)がしなやかに動くようにすることを大切にしました。まずは全身の張りをやわらげながら、首・肩・肩甲骨まわりの深い筋肉に対してソフトな調整を行い、自律神経が落ち着きやすい状態をつくることを意識しています。その結果として「頭のあたりから全身にじんわり流れるような感覚」や「呼吸のしやすさ」といった変化を感じていただけたのだと思います。
年齢や生活スタイルの変化とともに、体は少しずつ硬さやクセが積み重なっていきますが、それは決して悪いことだけではなく、今まで頑張ってこられた証でもあります。ただ、そのままにしておくと疲れが抜けにくくなり、「なんとなくしんどい」が当たり前になってしまいますので、今回のように一度リセットしてあげることがとても大切です。定期的に整えていくことで、疲れにくさや仕事中の集中力の持ち具合が変わってきますし、「無理をする前に気づける体」に近づいていきます。
今後は、その日の疲れ具合やお仕事の状況に合わせて、首肩周りのケアだけでなく、呼吸を深くしやすくするための調整や、ご自宅でも続けられる簡単なセルフケアもお伝えしながら、無理のないペースでサポートさせていただければと思います。これからも、安心して身をゆだねていただける時間と、終わったあとに「来てよかった」と感じていただける施術を提供できるよう努めてまいります。
四谷整体院
院長 中澤
今回の施術のポイント・コツ
今回の施術では、つらさを感じていらした肩や首そのものだけでなく、長時間のデスクワークで崩れやすくなっていた姿勢や、浅くなっていた呼吸にも目を向けて全体的に整えていきました。肩こりや首こりは、凝っている部分を強く押せば楽になるイメージがありますが、実際には、頭が前に出た姿勢や背中の丸まり、胸まわりの硬さなど、いくつかの要素が重なって起こっていることが多いです。
首まわりの深層筋が硬くなると、頭を支えるために常に余計な力が入り、肩の筋肉も引っ張られて緊張が抜けにくい状態になります。そのため、表面の筋肉だけをほぐすのではなく、頭から背中、骨盤にかけてのバランスを確認しながら、負担のかかっている部分を丁寧に緩めていくことを意識しました。とくに肩甲骨の位置と動きは、首や肩の軽さに直結するため、肩甲骨まわりの筋肉をやさしく解放し、本来の動きが出やすい状態に整えています。
肋骨や胸郭が固くなっていると、呼吸が浅くなり、自律神経の乱れや疲れやすさにもつながります。そこで、胸まわりや肋骨の可動域を広げるためのアプローチを取り入れ、息を吸ったときに胸とお腹が自然にふくらみやすい状態を目指しました。施術後に「呼吸が深くなった」「胸がひらいた感じがする」と感じていただけたのは、この胸郭への調整がうまく働いた結果だと考えています。
全身のバランスが整ってくると、力みがちな部分とサボっていた部分の役割分担が適切になり、筋肉が過度に頑張らなくてよくなります。施術後に姿勢がスッと起きて、体の軽さを感じていただけたのは、体が本来の位置に戻り、負担の少ない立ち方・座り方に近づいたサインです。今後も同じポイントを意識しながら、日常生活でのクセや疲れ方に合わせて微調整していくことで、より安定したコンディションを保ちやすくなります。
今回の頭や肩が重い症状について
頭や肩が重く感じる症状は、多くの場合、その部位だけの問題ではなく、姿勢の乱れや呼吸の浅さ、筋肉の緊張の積み重ねなど、複数の原因が絡み合って起こります。長時間のデスクワークやスマートフォンの使用が続くと、頭が前に出た姿勢になり、首の深層にある細かな筋肉が常に緊張した状態になります。この深層筋が固まると、頭を支えるために肩や背中の筋肉も引きずられるように負担がかかり、結果として「重だるい」「ずっと力が抜けない」という感覚が生まれます。
また、この姿勢が続くことで胸まわりや肋骨が固まり、呼吸が浅くなるのも特徴です。呼吸が浅くなると、自律神経が乱れやすく、体がリラックスしにくい状態になるため、頭がぼんやりする、集中できない、肩に力が入りやすいといった不快感へとつながります。特に、胸郭が十分に広がらず、息が上半身だけで出入りしているような状態になると、呼吸そのものが「体の緊張を強める動作」になってしまい、疲労感が抜けにくくなります。
今回のお客様のように「施術後に頭から全身にじんわり流れる感覚があった」「呼吸が深くなった」と感じるのは、単に肩や首が軽くなっただけでなく、胸郭や背骨の動きが改善し、体全体のバランスが整ったことを意味します。肩こりや首こりは凝っている部分を揉めば良いというものではなく、姿勢や呼吸を司る部分が本来の動きを取り戻すことで、自然と重だるさが抜けるケースが多くあります。
体が軽くなり、呼吸が深くなると、脳への酸素供給も改善され、集中力の回復や気分の安定にもつながります。これは施術後に「久しぶりにちゃんと体が動く感じがした」という感覚として表れることがよくあります。頭や肩の重さは無理をしているサインであり、早めに整えることで疲れにくく、楽に動ける体を取り戻しやすくなります。定期的にケアを行うことで、同じような不調が再発しにくい状態を維持でき、日常生活の質そのものが向上していきます。
※お客様の感想であり、効果効能を保証するものではありません
