【30代 女性】原因不明の頭痛から解放されました!自律神経も整った♡

【30代 女性】原因不明の頭痛から解放されました!。自律神経も整った♡

お客様の声 M.Sさん 30代 女性

理由がはっきりしない頭痛に長年悩まされてきました。病院で検査を受けても異常が見つからず、薬を飲んでも一時的に和らぐだけで、また繰り返す。そのため「もしかしたら自律神経の乱れが関係しているのでは」と思い、情報を探している中で四谷整体院を知りました。

初回の施術では、院長先生から「自律神経の働きが体にどのように影響を与えるか」を丁寧に説明していただきました。自分の症状が単に頭痛だけでなく、日常の姿勢や呼吸、ストレス反応ともつながっていることを理解できたことは、大きな安心につながりました。そして実際に施術を受けると、肩や首のこわばりが緩み、頭が軽くなったような感覚があり、その場で変化を感じられたことに驚きました。

通い続けるうちに、これまで無意識だった「自分の体がどんなときに調子を崩しやすいか」「どういう生活リズムのときに不調が出やすいか」が少しずつ見えるようになってきました。以前はただ不安の中で過ごしていたのが、今では体のサインを読み取れるようになり、無理をする前に休んだり整えたりできるようになっています。結果として、頭痛の頻度はかなり減り、長年付きまとっていた不安からも少しずつ解放されてきている実感があります。

同じように「原因がわからない頭痛」で悩んでいる方にこそ、一度四谷整体院で体験してみてほしいと心から思います。

施術担当者の声

M.S様、このたびはご来院ならびに丁寧なご感想をありがとうございます。初回の評価では、長引く頭痛の背景として、①首が前方へ移動しやすい“前方頭位”、②後頭下筋群(後頭骨〜上位頸椎)の過緊張と胸鎖乳突筋・斜角筋の代償的な働き、③第1肋骨周辺の持続的な挙上傾向、④胸郭の可動性低下と横隔膜の“戻り”不足(吐いた後に肋骨が十分に下がりきらない)、といった姿勢・呼吸パターンがみられました。これらは交感神経優位(いわゆる“常にオン”の状態)を助長し、首肩のこわばり→血流低下→頭部の重だるさや締めつけ感、という流れにつながりやすく、いわゆる緊張型頭痛や頸性頭痛の素地になり得ます。加えて、画面作業時に息が止まりがち(無意識の息こらえ)になることで自律神経の振れ幅が狭くなり、“回復モード”への切り替えが起こりにくい点も確認できました。

施術では、強い矯正は用いず「呼吸路の回復→頸部の減圧→自律神経の揺らぎ幅を取り戻す」の順で進めました。具体的には、肋骨弓内側と横隔膜ドームのソフトリリースで呼気時の肋骨下降を促し、胸郭全体のしなり(前後・左右)を出したうえで、後頭下筋群の減圧(C0–C1/C1–C2の微細誘導)と胸鎖乳突筋・斜角筋のトーン調整、第1肋骨の穏やかな下制を実施しました。あわせて側頭筋・咬筋の軽いリリースで顎のこわばり由来の頭部緊張も緩め、頸部深層屈筋の等尺誘導で“顎を引く”ラインを再学習。これにより、施術直後に「首肩の圧が抜けて頭が軽い」「呼吸が通る」という体感が得られ、自律神経のバランスが“戻りやすい”環境が整ったと考えています。

変化の再現性を高めるため、日常の“ミニ介入”を3点お伝えしました。①呼吸リセット:鼻から4秒吸い、口から6〜8秒細く長く吐く×1分を1日2〜3回(吐き切った後に下腹部が薄くなる感覚が目安)。②画面環境:視線と同じ高さに調整し、肘は約90度で前腕を天板に預け、足裏は床へべったり(必要なら足台)——首の前滑りと息こらえを防ぎます。③頸・顎のほどき:耳の後ろ〜鎖骨へ向けて“なで下ろす”軽圧を左右30秒ずつ+歯の食いしばりに気づいたら舌先を上顎につけてひと呼吸。いずれも1〜2分で実施でき、交感・副交感の切り替えスイッチとして有効です。

経過の確認には、①頭痛の頻度(週あたり何回)、②強さ(0〜10)、③持続時間、④誘因(天候・画面作業・睡眠不足など)、⑤“出そう”の予兆(肩のこわばり・あくび増加・集中しづらさ)の有無をメモして可視化すると、原因パターンの切り分けと対処が加速します。通院はまず1〜2週に1回を3〜4回で“新しい呼吸と姿勢の基準”を身体に学習させ、その後は3〜4週に1回のメンテナンスへ移行する想定です(生活リズムに合わせて柔軟に調整します)。

なお、突然の激しい頭痛、神経症状(しびれ・脱力・ろれつ困難・視力異常等)、発熱や原因不明の体重減少、夜間痛の増悪、外傷後の急激な悪化など“赤旗”に該当する場合は、整体より先に医療機関での評価が最優先となります。そのうえで、日常の習慣と施術を併走させることが、再発予防と“安心して暮らせる時間”の増加につながります。今後もM.S様のリズムに寄り添いながら、良い状態の定着を丁寧にサポートしてまいります。どうぞ安心してお任せください。

四谷整体院
院長 中澤

今回の施術のポイント・コツ

今回のケースでは、首肩のこわばりと胸郭(肋骨かご)のしなり不足が呼吸の浅さを招き、その結果として自律神経が“常にオン寄り”に傾きやすい状態が頭痛の土台になっていました。そこで「呼吸路の回復 → 頸部の減圧 → 胸郭の再学習 → 全身の同調」という順序で、強い力に頼らず繊細な誘導を積み重ねています。最初に横隔膜と肋骨弓内側のソフトリリースで“吐けば肋骨が下がる/吸えば下部肋骨が横へ広がる”感覚を取り戻し、胸椎上部〜頸胸移行部(T1–T4)の微細な伸展・回旋誘導で胸郭全体のしなりを回復。次に後頭下筋群の減圧(C0–C1/C1–C2の軽い牽引・揺らぎ)と胸鎖乳突筋・斜角筋のトーン調整、第1肋骨の穏やかな下制で首の前滑りと“肩で吸う呼吸”を解除し、顎関節まわり(側頭筋・咬筋)の軽いリリースで噛みしめ由来の頭部緊張も併せてほどきました。仕上げに頸部深層屈筋の等尺誘導(軽い“あご引き”)と、肋骨下部が左右均等に広がる呼吸キューを重ねることで、吸う・吐くのリズムが自律神経の“揺らぎ幅”を取り戻す方向へ整います。これにより、施術直後の「頭が軽い」「呼吸が通る」という体感だけでなく、頭痛の“出にくさ”を支える下地ができあがります。

再現性を高めるコツは、短時間・高頻度の“ミニ介入”を日常に差し込むことです。鼻から4秒吸って口から6〜8秒細く長く吐く呼吸を1分(1日2〜3回)行い、吐き切った後に下腹部が薄くなる感覚を目安に横隔膜の“戻り”を促します。画面作業は目線の高さ・肘約90度・前腕を天板に預け・足裏べったり(必要なら足台)を守るだけで首の前滑りと息こらえが減ります。頸・顎は、耳のうしろから鎖骨方向へ“なで下ろす”軽圧を各30秒+舌先を上顎につけてひと呼吸で食いしばりをリセット。これらはいずれも1〜2分ででき、交感/副交感の切り替えスイッチとして有効です。経過は「頭痛の頻度(週回数)・強さ(0〜10)・持続時間・出やすい状況(天候/画面時間/睡眠)・予兆(肩のこわばり・あくび増加等)」を簡単にメモして可視化すると、誘因の切り分けと対処が加速します。初期は1〜2週に1回を3〜4回で“新しい呼吸と姿勢の基準”を身体に学習させ、その後は3〜4週に1回のメンテナンスへ移行するのが目安です。なお、突然の激しい頭痛や神経症状(しびれ・脱力・視覚言語の異常等)を伴う場合は、整体より先に医療機関での評価を優先してください。

原因不明の頭痛の症状について

原因不明の頭痛に悩まされる方は少なくありません。病院で検査を受けても異常が見つからず、薬を服用しても一時的に和らぐだけで再び繰り返す場合、その背景には自律神経の乱れや姿勢・呼吸の質の低下が関わっていることが多いです。特に長時間のパソコン作業やスマートフォンの使用によって首が前に出る姿勢が続くと、首や肩の筋肉が硬直し、後頭部やこめかみに鈍い痛みを引き起こす「緊張型頭痛」に発展しやすくなります。さらに、胸郭の動きが制限されて呼吸が浅くなると、体に十分な酸素が行き渡らず、脳の血流が不安定になり、頭痛や集中力低下を助長します。

また、自律神経は呼吸のリズムや心身のストレスに敏感に反応するため、睡眠不足や生活リズムの乱れ、精神的な緊張も頭痛を悪化させる要因になります。原因がはっきりしない頭痛ほど「不安感」によって症状が強調されることがあり、痛みそのものだけでなく「また起こるのではないか」という心配が慢性的なストレスとなってしまうのです。

このような頭痛の改善には、単に痛みを抑えるのではなく、首や肩の過緊張を和らげ、肋骨や横隔膜の動きを取り戻して呼吸を深めることが有効です。呼吸が整うと自律神経のバランスが安定し、体の回復力が高まり、頭痛の出現頻度を減らすことにつながります。さらに、自分の体のリズムや「どんな時に不調が出やすいか」を把握できるようになると、早めにセルフケアや休養で対処できるようになり、不安からも解放されやすくなります。原因不明に思える頭痛も、体のサインを丁寧に見直すことで改善の糸口が見えてくるのです。

※お客様の感想であり、効果効能を保証するものではありません